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ちとせへの想い | 千歳に住む人々にインタビュー ちとせへの想い | 千歳に住む人々にインタビュー

vol.1 - 戦後から現在まで、千歳を見守り続ける喫茶店

「まずは、大人に戻ってきて欲しいよね。とにかく通りを沢山の人に歩いて欲しい。」こんどうコーヒー近藤和子さん こんどうコーヒー近藤和子さん

お母さん、お姉さん、ねえね、と様々な年代のお客様から親しまれているこんどうコーヒーの近藤和子さんに千歳の今昔についてお話を聞きました。

ーこんどうコーヒーさんは、オープンして何年ですか?

「戦後間もなくケーキ屋をオープンし、その後、コーヒーも始めて、今年で62、3年かな」

ーまさに、戦後の千歳と共に歩んできたお店ですね。ケーキ屋さんが前身だから、今もケーキが全て自家製なんですね!店内のインテリアや器具がとてもレトロですけど?

「当時からずっと使い続けているものも多いですよ。でも、長くやっていると廃業してしまう業者さんも多くて、資材の仕入れも大変なのよ。ネルフィルターは、福田の工場に特注で作ってもらっているの」

ー千歳町のお店は、戦後に開店した所が多いですよね?

「そうなのよ。ここ辺りは松菱以外は全部焼けちゃったからね。疎開して、戻ってくる人と来ない人がいてね、戻った人は、1軒2,600円のバラックから始めたのよ」

ーその頃の千歳はどんな街でしたか?

「モール街に浜松座という劇場があって、とても賑やかだったのよ。芝居や演劇をよく見に行ったよ。」

ーコーヒーを飲む文化はいつ頃からあったんですか?

「戦前からあったよ。でも、庶民にも広がったのは、もう少し後だね。この辺だと昔、ボアという喫茶店があって、そこは、“先生”と呼ばれるインテリ層のお客さんでね、うちは、“社長や親方”と呼ばれるお客さんが多かったね。鍛冶町通りに西武がオープンすると、社員用の喫茶店として入店したんだけど、その時は、社員用でコーヒー1杯50円、千歳の本店で60円だったね」

ー西武があった頃のまちなかはとても活気がありましたよね。
これからの千歳に思う事はありますか?

「家族連れや女性が来てくれるのも嬉しいけど、もともとは大人の街だからね、まずは、大人に戻ってきて欲しいよね。とにかく通りを沢山の人に歩いて欲しい。」

カウンターだけの喫茶店、一見さんには入りにくく感じられるかもしれない、しかし、扉を開ければ元気な笑顔で「いらっしゃい」と声をかけてくれる。昔から変わらないコーヒーの味と店内の雰囲気。そして、編集者おすすめの「ホワイトジュース」。気になる!?と思ったあなた、ぜひ、味わいに行ってみてはいかがでしょうか。

こんどうコーヒーお店の詳細はこちら

・住所 静岡県浜松市中区千歳町14
・TEL 053-455-1936
・営業時間 8:00~21:00
・定休日 火曜日

お店の詳細はこちら

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